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好きなものに溢れた日常の記録

2020年を振り返る

 

今年もあともう少しなので1年の振り返り。

正直まだ書き切れてないから、思い出す度にちょっとずつ書き足していくかもしれない、というかかなり中途半端だけど年越し前には更新しちゃいます。

今は忙しない街の中で1人、2020年に取り残されないように必死です。

 

 

今年はいつもと違う日常を過ごしたけど、私って意外と1人で平気なんだな、ちょっとの散歩の時間が取れれば家で苦なく過ごせるんだなと思った。家で出来る趣味や1人で楽しめる趣味が沢山あることに気がついた。案外寂しい思いをしなかったことに自分自身で驚く。

だけど寂しさを感じなかったのは定期的に家族や友達と連絡を取り合ったり、SNSやブログで見知らぬ誰かの生活を覗いてみたり、そういうことが日常だったからだと思う。孤独感を味わうことは無かった。特にこの期間、私は一郎さんにとても助けられた。毎週土曜日にライブ動画を配信してくれて毎週土曜日が楽しみになったし、週に何度もインスタライブをしてくれたことでなんだか不思議と近い存在に感じることが出来て、時には夜更けまで一郎さんが心地良い歌を歌ってくれたり、一郎さんの頭の中にあることをつらつらと話してくれて、寂しい夜が優しい夜になった。私はこの人に付いて行きたい、この人の作る音楽をずっとずっと好きでいたいと思った。この状況の中でもやれることを見つけて、しっかり前向きに行動に移してる姿に私も感化されたのでした。

そして私はこの期間で好きなことがたくさん増えた。朝起きて朗読したり、ワンピースも2着作ったり、隣町まで散歩したり、今までやって来なかったお菓子作りや料理もした。今まで使えなかった包丁が少し使えるようになったし、何より自分の作ったものを美味しいと食べることに幸福感を感じられた。あの長く感じた不思議な時間は決して無駄では無かったのかなと思う。

 

自分の変化、

何故だか分からないけれど、秋頃から素の自分をすんなりと出せるようになった気がする。今までは人に対してのガードが固すぎて(今もだけど)、特に初対面の場合はその人に合わせた良い自分を装っていて、というか自然と出てしまうのがちゃんとして見える良い自分だった。だからそのまま素の自分を出すタイミングを失ってしまっていた。だけど今は割と初対面の人にも自分らしさをさらけ出せるようになったし、嫌だなと思ったり違和感を感じたら断れるようになれたし、イライラしたり落ち込んだ時も感情がしっかり表に出せるようになった。だから独り言もかなり増えたけど、そんな自分が面白いなって思う。

あとは少し人と違うところや弱いところ、自分自身を受け入れられるようになれた。一旦受け入れることにしたら少し生きやすくなったし、不安になった時も心の中で自分に大丈夫だよって、辛いことを乗り越えた時も頑張ったねって声を掛けられるようになった。そして頑張り過ぎてしまうのが私の悪いところだから、以前先輩からもらったアドバイス、80%で頑張れば良いよって言葉をいつも心に置いていて、無理しすぎるのはやめて辛くなったり疲れたらしっかり休む時間を取ることにした。不器用なところも、物事を考えすぎてしまうところも私の弱いところだから、それを一旦受け入れて、だからこそどうするべきなのかって少しだけ冷静に動けるようになれたかな。今年は自分をより大切に出来た気がします。

 

 

仕事のこと、

昨年末自分の決意が固まり、その意志を伝える機会を頂いて、目安としてあと1年東京で仕事をするということになった。だからこそ私にとっては残りの1年間で学べることを精一杯吸収し切って、自信を持って地元に帰ろうとやる気に満ちていた1年間でした。

だけどもそんな気持ちを踏み躙るように訪れた休業期間。休業している間なんだか不思議な感覚だった。仕事もしない1ヶ月って、なんだか小学生の夏休みのようで、こんなこともう人生で経験することないんだろうな。そんな中、5月から路面店でのお仕事の話がきて、こうやって休業している間も手当を頂いたり気にかけて頂いている分、会社の為に何か出来ることをしたいと思ったし、今のこの状況をこの世の中をしっかり自分の目で見て感じたいと思った。感謝を忘れないこと、定点観測することは大事。あとは東京で働く限られた時間を微塵も無駄にしたくなかった。だからこそ手を挙げたのは自分の為でもあった気がする。

6月から少しずつ営業再開してしっかりと働く環境が戻ってきて嬉しかったのを覚えてるし、壁にぶつかりながらも周りの先輩後輩に支えてもらって、新しい店舗に異動するという転機もあって、また私は成長することのできた年でした。気持ちとしては少し安定していて今はお仕事楽しいな、とやり甲斐を感じる日々です。この先のことはまだ未定だけど私はいつまで東京にいるんだろうな、異動したばかりでやりたいこともあるから離れたくもないような、でもそろそろ1年が経つから仙台に帰る決意も少しずつ出来ている気もするような。

 

 

趣味のこと、

2月にサカナクションのライブに足を運んだ。その時の日記を見返すとかなりの興奮具合が伝わってくる。冬なのに汗をかいて夢中になって踊って本当に楽しかった。音楽は相変わらずサカナクションとカネコアヤノちゃんばかり聴いていて、なんと来年1月は初めてカネコアヤノちゃんのワンマンに行けることになったのでわくわくなのです。中止にならなければ良いなあ。

美しいものにもたくさん触れた。今年はオードリーの写真展、奥山由之さんの写真展、ハマスホイ展、ロンドンナショナルギャラリー展、ピータードイグ展、中原淳一のはじめてのふろく展に足を運んだ。今まで触れてこなかった分野のアートも面白いなと思ったり、私には理解が出来なかったり、目の前にある絵と向き合いながら色んなことを考えました。

映画もたくさん観ました。家で観る時間が増えたことで今まで避けていた邦画も好きになれたし、映画館でも素敵な作品と出会えた。今年公開したもので1番はストーリーオブマイライフかな、私は40年代の若草物語が好きだからそれと繋がっている部分もあったし、ファッションも素晴らしかったし、ジョーの台詞がかなり刺さったり、前向きな気持ちにさせられたり。

ファッションは今年も楽しみました。着たいものは変わらずクラシックで品のあるもの、というのは定着してきてる気がする。楽しみにしていた4月のfoufouの試着会は中止になってしまったけど、9月にはthe roomにお邪魔して素敵なお洋服を楽しめたし、美しいはなたばやずっと狙っていたタックスカートも手に入れられてほくほくです。例年に比べてあまり服は多く買わなかったと思うけど、心は満たされていた気がする。何かよく分からんけど服欲しい!!?みたいな瞬間は減った気がします。

 

 

 

そんな感じかな、今年もまとまりが無いけどここで終わり。

2021年も変わらず好きなものは大事にしながら、周りの環境や出会いから自分が変化していくことを恐れずに楽しんでいきたいね。