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好きなものに溢れた日常の記録

年に1度の特別な日

 

 

先日25歳を迎えました。

私は気付けば年齢を重ねるのが楽しみで、誕生日はいつも待ち遠しくて、とても大切な日。

 

当日は雨予報だったから結局お出かけはまた今度に。箱根は夏の間に行けたら良いな。この日はちょっと良いランチを食べて、好きなお店でケーキを買って、お家で食べるコース。

ランチは学士会館内のフレンチのお店に行きました。レトロな建築好きな人間としてはなかなか心躍りました、扉とか椅子とかちょっと重厚感があってクラシックな感じ、昭和レトロな雰囲気があるというか。

 

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このタンシチューがほろっほろで美味しくて、一口食べて思わず微笑んでしまった。お手頃なランチを頂いたのですが、このサービスでこの美味しさなのにこの価格で良いのですか……!?となるくらいには満足でした。店員さんの心遣いが素敵だったよ、お客さんも少なくてデザートの頃は貸し切りだったな、とてもゆったりした時間を過ごせた。また行こう。

その帰りはケーキを買いに近江屋洋菓子店へ。私は好きなケーキを聞かれたら何て答えたら良いのか未だに分からないからいつもショーケースの前で悩んでしまう。今回は以前行った時には無かったレモンパイに出会ってしまい、もう頭の中はレモンパイ一択。サワーチェリーのタルトも一緒に。こちらのレモンパイは酸味が少なくて、メレンゲがしゅわしゅわ。しあわせな味でした。

 

 

25歳を迎えるにあたって楽しみにしていたことがあって、それは10年前の自分からの手紙を読むこと。15歳の時に中学の授業の中で自分への手紙を書いて、卒業アルバムに挟んだまま25歳の誕生日までずっと読まずにとっておいた。しっかり覚えてたから2月に帰省した時にこっちに持って来てたんだよね。何を書いたのかあまり覚えていなくて、だからこそ読むのが楽しみだった。

日付が変わって、わくわくしながら封筒を開けた。今よりもちょっと丸い字が並んでて、敬語で真面目な文章にちょっとクスッとして、だけど今と変わらない自分に安心してなんだか涙が出た。10年前の自分を抱きしめたくなるというか、そんな気持ちになった。心がきゅっとした文章はここ。

 

勉強に追われて出かける暇なんてほとんど無いけど、なんとか時間を作ってショッピングに出かけて洋服を見たり、服をコーディネートしたり、服にかこまれている時間が1番楽しくて、とても幸せな時間です。今もオシャレを楽しんでますか?どんなファッションが好きですか?

 

10年前の私からの問いになんだかハッとした。この頃は純粋に洋服が大好きだったんだなって、まだ狭い世界の中でも自分なりに楽しんでたんだなって、そう思うとなんだか愛おしいね。昔と系統とか価値観は変わったかもしれないけど、私は今も変わらずオシャレを楽しんでるし、ファッションが大好き。15歳の私は将来東京にいることなんて想像もしてなかったんだろうなあ、私は好きなことをちゃんと仕事にして、楽しい毎日を過ごしてるよ。